「ぅわっ!しまった!」
「なに?どうしたの?」
「さ、サラダにヨーグルト・・・。」
スライスしたタマネギと、
茹でたインゲンと、
って朝のサラダを用意していた。
冷蔵庫からドレッシングを、
冷蔵を開けると、ヨーグルトが目に留まり、「そうそうヨーグルトも。」
手に取ったのが運の尽きだったんだろうなぁ。
我が家では、「
カスピ海ヨーグルト」というヨーグルトの種を、
何年か前に娘が買ってくれ、もうずっとこれを繰り返し作り続けている。
「ヨシヨシ、固まった固まった。」
固まり具合を確認し、すくったヨーグルトを何気にサラダにかけた。
一杯、二杯、毎朝、ヨーグルトは4杯なのだ。
え?あっ!
「ぅわっ!しまった!」
・・・・・・・・・・・
「いいんじゃない?ヨーグルトドレッシングってのもあるらしいし。」
女房よ、失敗を責め立てたり、大笑いしたりしないで、
そう言ってなぐさめてくれるのはありがたいが、
なんだかピントがずれちゃって、
だんだん使い物にならなくなっていく自分が見え隠れして、
がんばらないけど、いいでしょうか?