やっと訪ね来た
知覧特攻平和会館
本や写真集やDVDなどで、
これまでも垣間見てはいるが、
ここに来るからこそ、
ここだからこそ、
感じられるものがあるはずで、
会館に臨み、展示室前で目を閉じて、まずは心を落ち着ける。
展示室の壁を埋め尽くす特攻隊員の遺影、
文字の色が褪せてしまったり、紙が朽ちてしまった、
遺書や手紙、辞世、絶筆、・・・
疾風、飛燕、隼、ゼロ戦、
軍服、人形、水筒、時計、双眼鏡、鉢巻き、・・・・
手紙を読み始める。
「父上様・・・・・・・」
「母上様・・・・・・・」
それ以上は文字が滲んでしまって読めなくなってしまい・・・・・。
何かで読んだ覚えのある手紙も見つけたんだけど、
最初の一行で、あとは胸がいっぱいになってしまい・・・・・。
逃げ出すように、
ボロボロに朽ちたゼロ戦の前に立ちつくす。
ほんとうに大切なものは何なのか、思い知れ、胸に刻め。
久しぶりです。
元気そうで何よりです。
私も子供達に歴史を伝えていかなければならない上で、すごく大切な「特攻」を自分の目で確かめたいと思い、出かけたことがあります。
5年位前ですかね?知覧と万世、鹿屋に1人で行きました。
その後に友人と3人でもう一度知覧と万世に行きましたが、本当に胸の詰まる思いをしたことが昨日のように思い出されます。
生きられない辛さ、無念さ、両親への申し訳なさ!
色々な特攻隊員の思いが伝わってきます。
このことを考えるうえで「月光の夏」という映画を見るのも良いかもしれませんね。
ですが、これも大切な歴史の一つです。
くり返してはいけない歴史の証人として彼らはそこにあり続けるのです。
短い生涯と引き換えに。
永遠(とわ)に・・・・。
ぉお~、Jさん、げんき?
「月光の夏」は以前Jさんに勧められて見ましたよ。「俺は、君のためにこそ死ににいく」も。
何をどう語っても胸の内と違う気がして、どう表現していいのか解らないけど、受け止めておかなくちゃいけないね。
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