災害伝言版
災害用ブロードバンド伝言版
・ホームページ用
・携帯電話用
・固定電話用
さまざまなメディアが、災害時の連絡用に手段を講じてくれている。
あっちもこっちもそっちもどっちも、知りうる限り全部に、
「大船渡の清水博典さんと連絡が取れません:古山正樹」
この地震の前日に、
その前の日の地震で壊れてしまった牡蠣だなの修理に追われていた。
「テレビで見たけど、被害はどう?」
「去年より軽く済んだよ。なんとか一日で片付けできた。」
「生活に支障が無いといいのだけれど・・・。」
連絡が取れていた。
気になったのは、次の一言。
「今度は大きいのが来そうです。」
解っていたわけ?
こんな大きな地震と津波がくること、解っていたわけ?
どこで、どうしているのか。
テレビの映像、もう少し俯瞰してくれませんか。
彼の家、港の仕事場、彼の船、彼が、映るかもしれない。
伝言版に彼のメッセージは無い。
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